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三菱自動車が社運をかけて投入した4年ぶりの新車。それがエクリプスクロスです。2018年3月に発売されたばかりですが、世界80カ国へ展開している世界戦略車です。三菱も相当力を入れているようで、デザインも性能も非常に高評価を得ています。
さて、今回はそんな魅力的なエクリプスクロスの内装にスポットをあてて、エクリプスクロスの車内空間がどれほどのものかを調べてみたいと思います。
Contents
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【三菱・エクリプスクロス】内装をグレート別にご紹介
引用 ： 三菱自動車公式HP
内装の話に行く前に、まずはエクリプスクロスのグレード（車のランク）の整理から。エクリプスクロスには3つのグレードがあります。グレードが上がるほど車体価格が高くなっていきます。
- M （エクリプスクロスのベーシックグレード）
- G （エクリプスクロスの中間グレード）
- G Plus Package （エクリプスクロスの最上位グレード）
グレードについてわかったところで、エクリプスクロスの内装について、さくっと紹介してくれている動画がありますのでご覧ください。
動画を見ただけで、すごく上質なデザインと機能性を感じられる内装であることがわかりますね!では、さっそくグレードごとの内装を見ていきましょう。グレード別で違う部分はインパネ周りとセンターコンソール部分になります。
後部座席とラゲッジ部分は全グレード同じです。なので、インパネ周りとセンターコンソール部分を中心にグレードごとの違いを見ていくことになります。
G Plus Package （最上級グレード）の内装
引用 ： 三菱自動車公式HP
エクリプスクロスの最上位グレードなだけあって、最先端装備がてんこ盛りです!メカニックな未来感満載のコックピットがたまらなくカッコいいです。運転席の目の前にあるヘッドアップディスプレイやオーディオディスプレイのデザインも秀逸ですね。
注目してほしいエクリプスクロスの内装や装備について、ちょっと一つ一つ詳しくみていきましょうか。
ヘッドアップディスプレイ
引用 ： 三菱自動車公式HP
運転中に、メーター周りを確認するのって目線を前方から外さないといけないからちょっと危険ですよね。そんなとき、このヘッドアップディスプレイがあれば、必要な情報を前方の運転視界内に表示してくれるので、視界移動が少なく安全に確認できるってわけです。
飛ばしすぎてないかなーなんて思ったときもいつも車速を表示してくれてるので、ちゃんと意識して速度超過を予防できますね。必要に応じて開閉もできるし、体格に合わせた角度調整もできるので、とっても使いやすそうですね。
スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]
引用 ： 三菱自動車公式HP
ラジオや音楽を聴けるのはもちろん、スマートフォンをつなぐだけで、その中のCarPlayアプリ（音声・地図・コミュニケーション系）を使用することが可能なディスプレイオーディオです。
それに付け加えて、駐車時の安全確認をサポートしてくれるマルチアラウンドモニターの映像もここに表示してくれます。
快適に車内で過ごすためには、やっぱり音楽って大事ですよね。スマホの便利アプリをつなぐだけで手軽に利用できちゃうってのもスマートです。運転しながら誰かとコミュニケーションを取りたい人にとっては最適かもしれませんね。
ただ、ディスプレイオーディオなので、ナビ機能はありません。その代わり、スマホのナビアプリなどを利用することになるんでしょうね。
タッチパッドコントローラー
引用 ： 三菱自動車公式HP
この曲もう一回聞きたいな～とかこの曲飛ばしたいなとか運転中色々と操作したくなることってありますよね。そんなとき活躍するのがこのタッチパッド。運転中に、姿勢を変えずにスマートフォン連携ディスプレイオーディオを操作できるんです。
ディスプレイのカーソル移動、音量調整、オーディオ操作などが、スマートフォンのようなスライド操作で簡単にできます。
電動パーキングブレーキ／ブレーキオートホールド
引用 ： 三菱自動車公式HP
これは、内装面からちょっと外れるのですが、ものすごく個人的に気に入った機能だったのでご紹介させてください。
このブレーキオートホールド機能がめちゃめちゃ惹かれました。ブレーキに足を置いておく状態って意外と疲れるんですよね。足を外してリラックスしたい時あると思います。
特に渋滞とかに巻き込まれて、何時間も緊張を強いられるときなんかこの機能があると本当に助かりそうです。
シート周り
引用 ： 三菱自動車公式HP
シートは、全グレードでファブリック（布）仕様が標準となっています。カラーはブラックのみ。体をしっかり包み込んでくれるホールド感あるシートって感じですね。色は黒のみですが、デザイン性があって高級感ありますね。
でも、もっと高級感が欲しい!って方のために、本革も選べます。
引用 ： 三菱自動車公式HP
G Plus PackageとGグレードのみのメーカーオプションとなりますが、本革仕様のシートに変えることもできるんですね。色は黒のみ。オプション価格は、248,400円。
運転席パワーシート（シート位置の自動電動調節機能）と運転席・助手席シートヒーター（シートを温めてくれる機能）がセットになったオプションになります。ぐぐっとシートの利便性や高級感が増しますね。
G （エクリプスクロスの中間グレード）の内装
引用 ： 三菱自動車公式HP
シート周りはG Plus Packageと変わりありませんが、コックピット周りに違いが出てきます。G Plus Packageには標準装備されていたスマートフォン連携ディスプレイオーディオやタッチパッドコントローラーなどがなくなります。
ただし、ヘッドアップディスプレイや電動パーキングブレーキ／ブレーキオートホールドなどは装備されています。スマートフォン連携ディスプレイオーディオがついていたセンターパネルには、ご自身の好みのナビやオーディオ機器を設置するといいでしょうね。
スマホ連携のディスプレイオーディオにあまり興味のない方には、このグレードがちょうどいいかもしれません。コックピットもスッキリした印象ですね。
M （エクリプスクロスのベーシックグレード）
引用 ： 三菱自動車公式HP
Mグレードもシートに違いはありません。Gグレードにはついていたヘッドアップディスプレイや電動パーキングブレーキ／ブレーキオートホールドの装備もなくなります。非常に簡素になるんですね。
電動パーキングブレーキ機能がなくなることで、内装に大きな違いが出てくるのですが、それがサイドブレーキです。電動パーキングブレーキは、スイッチだったのでコックピット周りがスッキリしますが、サイドブレーキとなるとかなり存在感がありますね。
コックピット周りが若干狭く感じるかもしれませんが、まあ、これが車らしいデザインですし、サイドブレーキがちゃんとあるほうが安心という方もいらっしゃるようなので、良し悪しありますね。
さて、ここまでエクリプスクロスの内装に焦点を当ててきましたが、次に車内サイズと内装カラーについても調べていきましょう。
グレードごとのエクリプスクロスの詳細や燃費面について特集した記事もありますので、合わせて是非読んでみてください。
【三菱・エクリプスクロス】サイズと内装カラーのご紹介
引用 ： 三菱自動車公式HP
エクリプスクロスの車内サイズ
引用 ： 三菱自動車公式HP
エクリプスクロスの車内サイズですが、画像を見ても数字ばかりでわかりにくいですよね?車内空間を理解するのに必要な数字は以下の3つです。
- 室内長 1,870㎜
- 室内幅 1,490㎜
- 室内高 1,240㎜
車内の広さは、ざっくりダブルベッドくらいの広さってことですね。これが広いのかどうか判断するためにも他のメーカーのライバル車と車内サイズを比較してみましょう。（単位：㎜）
| 室内長 | 室内幅 | 室内高 | |
| 三菱 エクリプスクロス | 1,870 | 1,490 | 1,240 |
| トヨタ CH-R | 1,800 | 1,455 | 1,210 |
| ホンダ ヴェゼル | 1,930 | 1,485 | 1,265 |
参考 ： 三菱自動車公式HP ＆ トヨタ公式HP ＆ ホンダ公式HP
ヴェゼルには、ちょっと負けてしまいますが、室内幅でいうと一番幅広なのがエクリプスクロスなんですね。同じようなジャンルの車で比較してみましたが、エクリプスクロスはそのなかでも結構な広さを誇る車といえるでしょう。
広さは広さでもエクリプスクロスの車内空間の広さの点で良い点の一つとして、押さえておきたいポイントが「後部座席」の広さ!なんです。
引用 ： 三菱自動車公式HP
後部座席って結構おざなりにされがちなんですが、エクリプスクロスについていえば膝回りのスペースも十分確保されていて、200㎜も前後にスライドさせることができるんです。自分の好みの空間を作り出すことができるんですね!
かつ、後部座席なのに9段階ものリクライニングが可能なので、自由自在にシートをアレンジできて快適に過ごすことができます。一緒に乗る家族や友人のことをきちんと考えてくれてる車なんです。
座席の広さは、乗る方の体格や広さの感じ方で個人差があるので、必ず試乗して確認してみてくださいね!
エクリプスクロスのラゲッジサイズ
エクリプスクロスのラゲッジサイズ（荷室）の広さはどんなものかも調べてみました。
引用 ： 三菱自動車公式HP
後部座席をスライドさせて、収納スペースの広さを調節できるってのが一つの特徴です。MAXの広さだと、ゴルフバッグが4つほど入る広さになりますね。結構使い勝手のよさそうな広さじゃないでしょうか。
引用 ： 三菱自動車公式HP
ラゲッジスペースの下にさらに収納できるスペースが!! それがラゲッジアンダーボックス。普段は使わない工具をしまっておいたり、荷室を汚したくないときに汚れ物をちょっと乗せておいたりすることができる便利スペースです。
こんな感じで、すごく使い勝手の良いラゲッジスペースが確保されているエクリプスクロス。優雅でオシャレなだけでなく、ちゃんと機能性も備えているんですね。
エクリプスクロスの内装カラー
引用 ： 三菱自動車公式HP
ここまで、内装について調べてきましたが、出てくる内装の写真が全部ブラックなんだけど、内装カラーって他にないの?って思うところですよね。はい、残念ながらエクリプスクロスの内装カラーは、ブラック一色のみなんです。
ボディーカラーは、8色から選べるんですけどね。シートカラーもブラックのみですし。もう少し、カラー選択があってもいいのになと凄く残念に思う部分ですね。
選択肢がないなら、自分で作り出してしまえってことで、次にエクリプスクロスの内装カスタマイズについて調べてみたいと思います。
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【三菱・エクリプスクロス】内装改造してみませんか?
まだ発売されたばかりの車ということで、社外品のカスタムパーツの種類がちょっと少ないんですよね。
ハンドルやインパネ周りをカスタマイズできるとだいぶ印象が変わってくるのですが、残念ながら今のところそういった部分のドレスアップパーツは発売されていないようです。
そこで今発売されているエクリプスクロス専用の三菱純正パーツを中心にカスタマイズする方法を調べてみました。
フロアイルミネーション
引用 ： 三菱自動車公式HP
足元を照らしだしてくれるのがフロアイルミネーション。幻想的なブルーの光か温かみのあるアンバーの光のどちらかを選ぶことができます。味気ない蛍光灯のルームライトで照らされるより随分印象アップしますよね!
暗い夜でも足元がちゃんと見えて安心感も出ます。女子受けもよさそうです!
ドアスイッチパネル
引用 ： 三菱自動車公式HP
鮮やかで気品のあるピアノブラックのアクリルカバーです。インパネ周りと合わさって、より車内のブラックの統一感が増してラグジュアリーになりますよね。パネル装着前の状態の写真があるとよかったのですが見つけられませんでした。
フロアマット
引用 ： 三菱自動車公式HP
フロアマットを変えるのも結構車内の雰囲気がガラッと変わって、ドレスアップには最適なパーツの一つなんですよね。三菱の純正パーツからは、相変わらずの黒のみ発売なんですが、プレミアムの方はちょっとアルミプレートなんかもあって、オシャレですよね。
もっと、カラフルなフロアマットで車内を明るくしたいって場合は、社外品パーツを探してみるといいですね。結構色や柄の種類が豊富にあります。ただ、純正と違ってサイズ等の細かい部分が違ってくる可能性もあるので選ぶ際は注意が必要です。
参考までに、エクリプスクロスのフロアマットの社外品購入リンクもご紹介しときますね。
シートカバー
自分の中に理想のエクリプスクロスができあがっちゃったら、もうカスタマイズしまくって、自分色に染めるしかないですね。黒一色の内装も自分次第でなんとでも変えられそうです。
まとめ
さて、エクリプスクロスの内装やサイズについて色々と調べてきましたが、まとめるとこんな感じです。
- エクリプスクロスは3つのグレードがある。内装は、後部座席とラゲッジスペースは全グレード同じ。コックピットとインパネ周りで違いがある。
- 最上位グレードG Plus Packageには、最先端装備（ヘッドアップディスプレイ等）が盛りだくさん。
- 内装カラーは黒のみ。シートも黒のみ。シートはファブリックと本革がある。
- 車内サイズは、ライバル車に比べて引けを取らない広さを誇る。
- 後部座席がスライド・リクライニング可能。足回りの広さも十分。
- ラゲッジスペースは、後部座席を調整することで広さの調整ができる。
- 内装カスタマイズは、純正品や社外品で可能。品数がちょっとまだ少ない模様。
いかがでしたでしょうか。エクリプスクロスの車内空間の素晴らしさがわかっていただけたら幸いです。すごく乗る人の気持ちに寄り添ってくれる車ですよね。こんな車に乗って、優雅なドライブを楽しみたいものです。
あなたのエクリプスクロス購入のお役に立てたら何よりです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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